タレントでこの夏の参院選出馬予定の八幡愛さん(34、れいわ新選組)の応援イラストが、先ごろ批判を浴びた漫画「月曜日のたわわ」、地域活性化プロジェクト「温泉むすめ」のイラスト同様、「おっぱいデカすぎ」「性的搾取」などと批判が出て、削除された。
ところが、批判と削除に追い込んだのはこれまで同様「フェミ」と思われていたが、そうとは限らないらしい。アンフェミやオタクが仕掛けた「反撃」とか、八幡さん陣営の「自演」など様々な憶測が出て、犯人捜しでネットはカオスな状況が続いている。
作品にケチをつけ削除に追い込む
八幡さんは2022年6月19日にTwitterで、自分の応援イラストに「胸を強調して描いている」などの批判や攻撃があった、と投稿した。イラストは描いてくれた絵師本人の意志で削除に至った、とし、
「ご迷惑をおかけしてしまい悔しいです。応援イラストの目的は本人へのエールなのに第三者が胸がどうとか作品にケチをつけ削除に追い込む。だから表現規制の類は恐ろしいです」
と恨み節を綴った。確かにそのイラストを見ると、フェミと呼ばれる人たちが批判してきた絵柄と似ている部分がある。一方で、Twitterに寄せられた批判を見ると、
「フェミでなくとも不快です。仲間内で内内に楽しんでもらいたいです」
「その絵をフェミニストが否定しないのなら、これまでの『女性のため』という意見は全て正統な嘘だという証明になる」
というものが出て来る。
「同じ事をやり返されてるだけ」
今回のネット上の反応としては当初、いつも通りにフェミがイラストに噛み付いた、というものだった。ところが、それにフェミ側が反論する。仕掛けたのはアンフェミだというのだ。
「キモオタが『これは性搾取』『フェミはこれには叩かないのかよ』などと負け惜しみをしておりますが、まずこのイラストを性的な目で見ている時点で絵師さんとやはた愛さんに失礼ですし、れいわ支持者として見過ごすわけにはいかない暴言です。温泉むすめや月曜日のたわわと一緒にしないで頂きたい」
確かに「フェミは叩かないのか?」という煽りはあった。それを認めた上で先のtweetにはこんな反論が出る。
「あなたの言う『キモオタ』達の批判は、今まで、何の変哲もない女性のイラストに対して、性的搾取だの犯罪助長だのと難癖つけていたフェミの方々への皮肉でもあり、意趣返しでもあるのですが」
「問題はそこじゃないよ。『温泉めすめ』や『月曜日のたわわ』はダメだけど、私のはOK、ってスタンスが問題なの」
「結局は同じ事をやり返されてるだけ」
八幡さんの「自演」を疑われる過去
ただし、「煽ったけれども、消せとは言っていない」「れいわ支持で、やはたさんを応援しているが、このイラストは相応しくない」という意見もある。結果として誰がイラストを削除に追い込んだのか。八幡さん陣営の「自演」を疑う人もいる。
というのも八幡さん、6月9日のtweetでちょっとした物議を醸した。上半身裸で泣いているような自身の写真をアップし、
「今泣いてる。一生懸命頑張っても常にバカにされる。もうしんどいで、政治とか。でもやらなあかんやん。だから頑張るな」
と投稿した。こうした経緯から、イラストの削除についても、
「同情票狙いだろ アンチに叩かれた私達でアピールや、ちょっと前も何か上半身ハダカで泣いてる写真あげてた奴やで」
といった感想が掲示板に出ている。
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(リンク)
八幡愛(やはた愛)さんTwitter「イラストについて」
https://twitter.com/aiainstein/status/1538306216060866560
八幡愛(やはた愛)さんTwitter「今泣いてる」